元・朝日新聞の記者、烏賀陽(うがや)弘道さんの 「朝日」ともあろうものが という本はとても面白かった!
カッパエビセンじゃないけど、読み出したら途中で止めるのが難しいくらい、グイグイ引き込まれてしまう内容だった。
私も某社で記者をやっていたことがあるが、烏賀陽さんの働いていた朝日新聞とは給料も待遇も知名度も違うので、朝日新聞社の内情についてはとても興味があった。
朝日新聞といえば、給料が高いことで有名!
たしかマスコミで一番給料がいいのが講談社。その次がその次くらいが朝日新聞だったはず。
たまにasahi.com(朝日の
オンライン新聞)に求人情報が載っているけど、給与がすごくいい! 年功序列で、年齢が上にいけばいくほど額が高くなっていた。
中途採用もしているから、転職先としても考えたこともあったけど、なんとなく応募しないまま
個人事業主への道を選んで今日にいたるのだけど。
この本では、烏賀陽さんが新人として朝日新聞に入社して配属された地方支局から
雑誌「アエラ」、辞める直前まで働いていた
パソコン系の雑誌社(朝日系列なので、全て人事異動による)での信じられない
エピソードが詳細に報告されている。
それを読むだけで、記者の一日が想像できる。
記者だから夜遅くまで重要人物の家の前でその人の帰りを待ったり、朝は朝で、出勤の見送りに駆けつけたりと、一日中働いているようなかんじ。
睡眠時間4時間くらいでしょうか?
これが連日続くのなら、高給取りでも私はパスだと思ってしまった。
今のように自宅でコツコツ仕事ができ、好きなときに
トイレにいけ、ちょと眠くなったら昼寝もできる個人事業主は最高!
なんて、仕事が途絶えることなくあればの話で、今かかえてる仕事が終わったら、家で作業するにも仕事がない。営業しなくちゃいけないのだけど。
で、烏賀陽さんの本に戻るけど、ヤラセ
写真の話とか、原稿を取材相手に見せる話とか朝日新聞に失望する部分もあるのだけど、こういったことが朝日に限って行われているとは思えないのですよ。
なので、烏賀陽さんの本を通じて、朝日をはじめ、おそらく大部分の日本の新聞ってのは、似たり寄ったりな反則技を使っているのだろうなと感じた。
私の記者時代は、十分な人員がいなくて、誰も何も教えてくれなかった。
取材の仕方、してはいけないこと、写真のとりかた、すべてが自己流。
もう記者は辞めてしまったけど、烏賀陽さんの本は、ある意味、先輩記者から取材の仕方などを教えてもらうことのない記者たちへの参考書になるかも、と思う。
それと、同じように誰の手ほどきも受けず自己流で
ライターになった人たちにも、朝日新聞やアエラの記者の取材の仕方などが垣間見れるので、お勧めです。
posted by ミリ子 at 17:59| 東京

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