書籍の副題には、「 発掘された「正力ファイル」 」
とあるけれど、この「正力」は、正力 松太郎(しょうりき まつたろう)という人物の苗字で、この人物は何者かというと、読売新聞社主で、日本テレビの創設者でもあるのだ。
ウィキで調べてみると
http://ja.wikipedia.org/wiki/正力松太郎
●A級戦犯に指定されたが不起訴となった。
●日本におけるそれぞれの導入を推進したことで、「プロ野球の父」、「テレビ放送の父」、「原子力の父」とも呼ばれる。
とある。
こんな人物がプロ野球やテレビ放送、でもって、原子力のスターティングメンバーだったのか。
身近なものなのに、その歴史的背景をほとんど知らない私。
だからこそこの本には関心を持っている。
序章には
正力による日本へのテレビ導入はアメリカが政策として「仕組んだ」ものだった、ということだ。
とある。
第一章の小見出しを見ると
反共通信網としての日本テレビ放送網
とあり、一章の終わりには、
日本へのテレビ導入と日本テレビ創設は、反共産主義スキーム(計画)と心理的再占領計画の成功物語
とある。
本の後半は、このスキームなどに関わった人々が明らかにされていく。
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amazon サイトの説明
出版社/著者からの内容紹介
「日本テレビ放送網」----なぜ日本テレビの社名は「放送網」と
なっているのか?
「網」の字にはどんな意味があるのか?
その理由は設立時の秘密にある。
実は日本へのテレビの導入は米国による情報戦の一環だった。テレビ放送網は、
そのまま「反共の防波堤」であり、さらに軍事通信網にもなるはずだったのであ
る。
「テレビの父」である正力松太郎のテレビ構想は、アメリカ側にたくみに利用さ
れたものに過ぎない。CIAは正力に「ポダム」という暗号名まで付けていたので
ある。
著者がアメリカ公文書館で発見した474ページに及ぶ「CIA正力ファイル」
----。そこには、CIAが極秘に正力を支援する作戦の全貌が記録されていた!日
米で蠢くCIA、政治家、ジャパン・ロビー、官僚、そして諜報関係者・・・・・・。
日本へのテレビ導入はアメリカの外交、軍事、政治、情報における世界戦略の
パーツの一つだった。

